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緩和医療科の募集要項及び諸条件について

埼玉石心会病院 緩和医療科 医師募集

専攻医募集

専門研修内容

専門研修の特徴

緩和ケア病棟、緩和ケアチームの2つの緩和ケア診療システムが研修できます
緩和医療専門医を目指した研修が可能で、研修スケジュールは個々人に合わせて決定します
在宅緩和ケアの研修も希望される場合は他院と調整します
研修期間中、学会に参加可能


専門医の取得について

日本緩和医療学会 緩和医療専門医および認定医
詳しくは、http://www.jspm.ne.jp/nintei/saisoku.html
http://www.jspm.ne.jp/nintei/ni_qa.html をご参照ください
(当院は、緩和医療学会認定研修施設で、暫定指導医が在籍しています)

研修期間

1~5年間(緩和医療専門医の取得のためには、認定研修施設で2年以上の研修が必要です)

専門研修目標

一般目標

一般目標
患者の苦痛を全⼈的苦痛(total pain)として理解し、患者・家族の QOL の向上のために緩和ケアを実践し、さらに本分野の教育や臨床研究を⾏うことができる能⼒を⾝につける。
<コース⼀覧>
コース1. 包括的評価
GIO: 患者を全⼈的に理解し、苦痛だけでなく患者の⽀えとなるものをとらえることができる
コース 2. 痛みのマネジメント
GIO: 患者の痛みを評価し、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段を使い、痛みを緩和することができる
コース 3. 痛み以外の⾝体症状のマネジメント
GIO: 痛み以外の症状について評価を⾏い、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段を使い、それらの症状を緩和することができる
コース 4. 精神症状のマネジメント
GIO: 精神症状について評価を⾏い、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段を使い、それらの症状を緩和することができる
コース 5. ⾮がん疾患の緩和ケア
GIO: ⾮がん疾患患者に対して、専⾨家と協⼒しながら緩和ケアの適応について検討し、適切に緩和ケアを提供することができる
コース 6. ⼼理的反応
GIO: ⼼理的反応を評価し、適切に対応することができる
コース 7. 社会的問題
GIO: 社会的問題を評価し、適切に対応することができる
コース 8. スピリチュアルケア
GIO: 患者のスピリチュアルペインを正しく理解し、適切な援助をすることができる
コース 9. 倫理的問題
GIO: 緩和ケアにおける倫理的問題を理解し、適切に対応することができる
コース 10. 意思決定⽀援
GIO: 患者・家族の意向を尊重し、意思決定⽀援を⾏うことができる
コース 11. コミュニケーション
GIO: 患者の⼈格を尊重し、コミュニケーションをとることができる
コース 12. 苦痛緩和のための鎮静
GIO: 苦痛緩和のための鎮静を適切に⾏うことができる
コース 13. 疾患の軌跡
GIO: 疾患の軌跡について理解し、予後の予測をすることができる
コース 14. 臨死期のケア
GIO: 臨死期における患者・家族に対して適切に対応することができる
コース 15. 家族ケア
GIO: 家族が抱える問題に気づき、家族のケアを適切に⾏うことができる
コース 16. 遺族ケア
GIO: 死別・喪失による悲嘆反応に気づき、適切に対応することができる
コース 17. 医療従事者への⼼理的ケア
GIO: ⾃分⾃⾝およびスタッフの⼼理的ケアを⾏うことができる
コース 18. チーム医療
GIO: チーム医療を実践することができる
コース 19. コンサルテーション
GIO: 緩和ケアについてのコンサルテーションを適切に実施することができる
コース 20. 地域連携
GIO: 地域の医療機関と連携して、それぞれの地域に適した医療を提供することができる
コース 21. 腫瘍学
GIO: 腫瘍学についての知識を得、患者にとって最善の医療の選択に関わることができる
コース 22. 教育・研究
GIO: 緩和医療の専⾨家として、常に最新の知識を得るだけでなく、緩和ケアの教育・研究にも携わり、緩和医療の発展に寄与することができる

行動目標

行動目標
コース 1. 包括的評価
GIO: 患者を全⼈的に理解し、苦痛だけでなく患者の⽀えとなるものをとらえることができる
SBOs:
① 全⼈的苦痛の概念について述べることができる
② 患者の苦痛を多⾯的にとらえることができる
③ それぞれの苦痛に対して、マネジメントのプランを列挙することができる
④ 患者の希望、信念、価値観などの多様性について配慮し、患者の意向に沿った治療⽬標をたてることができる
⑤ 苦痛の早期発⾒、治療や予防について配慮することができる
コース 2. 痛みのマネジメント
GIO: 患者の痛みを評価し、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段を使い、痛みを緩和することができる
SBOs:
① 痛みの定義を述べることができる
② 痛みの成因やそのメカニズムについて述べることができる
③ 痛みのアセスメントについて具体的に説明することができる
④ 痛みの種類と、典型的な痛み症候群について説明することができる
⑤ WHO ⽅式がん疼痛治療法について具体的に説明することができる
⑥ 神経障害性疼痛について説明する ことができる
⑦ 痛みに対するケアについて述べることができる
⑧ WHO ⽅式がん疼痛治療法に準じて、痛みに対する薬物療法を適切に選択することができる
⑨ 患者の状態に合わせて適切にオピオイドを選択することができる
⑩ 必要に応じて鎮痛補助薬を選択することができる
⑪ 薬物の経⼝投与や⾮経⼝投与を適切に⾏うことができる
⑬ オピオイドの副作⽤に対して、適切に予防、処置を⾏うことができる
① オピオイドによる精神依存について理解し、対応することができる。
② 放射線療法の適応について考慮することができ、適切に施⾏するか、もしくは専⾨家に相談および紹介することができる
③ 外科的療法の適応について考慮することができ、適切に施⾏するか、もしくは専⾨家に相談および紹介することができる
④ 神経ブロックの適応について考慮することができ、適切に施⾏するか、もしくは専⾨家に相談および紹介することができる
⑰ ⾮がん性疼痛を評価し、対応することができる
コース 3. 痛み以外の⾝体症状のマネジメント
GIO: 痛み以外の⾝体症状について評価を⾏い、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段を使い、それらの症状を緩和することができる
SBOs:
以下の症候や疾患に適切に対処することができる
① 倦怠感
② ⾷欲不振
③ 悪液質症候群
④ 悪⼼・嘔吐
⑤ 消化管閉塞
⑥ 便秘
⑦ 下痢
⑧ 腹⽔
⑨ 腹部膨満感
⑩ 吃逆
⑪ 嚥下困難
⑫ ⼝腔・⾷道カンジダ症
⑬ ⼝内炎
⑭ ⼝渇
⑮ ⻩疸
⑯ 呼吸困難
⑰ 咳嗽
⑱ 胸⽔
⑲ 気道分泌過多
⑳ 尿失禁
㉑ 排尿困難
㉒ 乏尿・無尿
㉓ ⽔腎症(腎瘻の適応を含む)
㉔ ⾎尿
㉕ 褥瘡
㉖ ⽪膚潰瘍
㉗ 瘙痒
㉘ 痙攣
㉙ ミオクローヌス
㉚ 四肢および体幹の⿇痺
㉛ 振戦・不随意運動
㉜ せん妄
㉝ 浮腫
㉞ 発熱
コース 4. 精神症状のマネジメント
GIO: 精神症状について評価を⾏い、薬物療法だけでなく、⾮薬物療法を含めた様々な⼿段 を使い、それらの症状を緩和することができる
SBOs:
以下の症候や疾患に適切に対処することができる
① 抑うつ
② 適応障害
③ 不安
④ 睡眠障害
コース 5. ⾮がん疾患の緩和ケア
GIO: ⾮がん疾患患者に対して、専⾨家と協⼒しながら緩和ケアの適応について検討し、適切に緩和ケアを提供することができる
SBOs: 以下の疾患に、専⾨家と協⼒して適切に対処することができる
① 肝不全
② 呼吸不全
③ ⼼不全
④ 腎不全
⑤ 神経・筋疾患
⑥ 認知症
⑦ 後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)
コース 6. ⼼理的反応
GIO: ⼼理的反応を評価し、適切に対応することができる
SBOs:
① 否認や怒りなどの⼼理的反応を認識し、適切に対処することができる
② 悲嘆喪失反応が様々な場⾯で、様々な形で表れることを理解し、それが悲しみを癒すための重要なプロセスであることに配慮することができる
③ ⼼理的防衛機制について、配慮することができる
コース 7. 社会的問題
GIO: 社会的問題を評価し、適切に対応することができる
SBOs:
① 医療保険制度、介護保険制度などの社会保障制度を理解している。
② 患者や家族のおかれた社会的、経済的問題に配慮することができる
③ 家族間の問題に配慮することができる
④ 患者・家族の社会的、経済的援助のための社会資源を適切に紹介、利⽤することができる
コース 8. スピリチュアルケア
GIO: 患者のスピリチュアルペインを正しく理解し、適切な援助をすることができる
SBOs:
① スピリチュルペインの代表的なカテゴリーを理解している
② 診療にあたり患者・家族の信念や価値観を尊重することができる
③ 患者や家族、医療者の死⽣観がスピリチュアルペインに及ぼす影響と重要性を認識することができる
④ スピリチュアルペイン、及び宗教的、⽂化的背景が患者の QOL に⼤きな影響をもたらすことを認識することができる
⑤ 患者・家族の持つ宗教による死のとらえ⽅を尊重することができる
コース 9. 倫理的問題
GIO: 緩和ケアにおける倫理的問題を理解し、適切に対応することができる
SBOs:
① 医療における基本的な倫理原則について述べることができる
② 緩和ケアにおける倫理的問題について説明することができる
③ 緩和ケアにおける倫理的問題について、倫理原則にもとづいて多職種のスタッフと検討することができる
④ 患者が治療を拒否する権利や他の治療についての情報を得る権利を尊重することができる
⑤ 治療の中⽌・差し控えについて、適切に対応することができる
⑥ 尊厳死や安楽死について社会的議論を把握している
コース 10. 意思決定⽀援
GIO: 患者・家族の意向を尊重し、意思決定⽀援を⾏うことができる
SBOs:
① Advance Care Planning の概念について述べることができる
② 患者・家族と治療およびケアの⽅法について話し合い、治療・ケアの計画をともに作成することができる
③ 患者や家族の治療に対する考えや意志を尊重し、配慮することができる
④ 患者の⾃律性を尊重し、意思決定⽀援を⾏うことができる
⑤ 療養場所を決定する際に必要な情報を提供し、意思決定⽀援を⾏うことができる
コース 11. コミュニケーション
GIO: 患者の⼈格を尊重し、コミュニケーションをとることができる
SBOs:
① 患者が持つコミュニケーションスタイルやコーピングスタイルを理解し、適切に対応し、援助することができる
② 悪い知らせを患者・家族に伝える具体的な⽅法について述べることができる
③ ⾔語的なコミュニケーションだけでなく、⾮⾔語的なコミュニケーションにも配慮することができる
④ 患者に病気の診断や⾒通し、治療⽅針について適切に伝えることができる
⑤ 患者の希望、意向や価値観について傾聴することができる
⑥ 患者からの困難な質問や感情の表出に対応することができる
コース 12. 苦痛緩和のための鎮静
GIO: 苦痛緩和のための鎮静を適切に⾏うことができる
SBOs:
① 苦痛緩和のための鎮静の適応と限界、その問題点について述べることができる
② 患者と家族に鎮静について説明し、必要時に適切な鎮静を⾏うことができる
③ 他の医療従事者からの鎮静についての相談に応じ、適切に対応することができる
④ 鎮静についての社会的な議論について把握している
コース 13. 疾患の軌跡
GIO: 疾患の軌跡について理解し、予後の予測をすることができる
SBOs:
① 疾患による軌跡の違いについて述べることができる
② 予後予測ツールを理解し、限界についても述べることができる
③ 予後予測にもとづき、患者・家族に適切な説明をすることができる
コース 14. 臨死期のケア
GIO: 臨死期における患者・家族に対して適切に対応することができる
SBOs:
① 患者が死に⾄る時期および死後も、患者を⼀⼈の⼈として、尊厳を持って接することができる
② 看取りの時期及び死別直後の家族の⼼理に配慮することができる
③ 看取りの時期であることを適切に判断できる
④ 終末期の輸液について⼗分な知識を持ち、適切に施⾏することができる
⑤ 患者と家族の意向を尊重し、患者の病態にあわせて看取りに向けて必要な指⽰を出すことができる
⑥ 看取り前後に必要な情報を、適切に家族に説明することができる
コース 15. 家族ケア
GIO: 家族が抱える問題に気づき、家族のケアを適切に⾏うことができる
SBOs:
① 家族背景を把握することができる
② 家族の構成員が持つコミュニケーションスタイルやコーピングスタイルを理解し、適切に対応することができる
③ 家族の構成員がそれぞれ病状 .予後に対して.異なる考えや⾒通しを持っていることに配慮することができる
④ 家族の負担感や疲労に気付き、適切に対応することができる
コース 16. 遺族ケア
GIO: 死別・喪失による悲嘆反応に気づき、適切に対応することができる
SBOs:
① 死別・喪失による⾮嘆反応のパターンについて述べることができる
② 複雑な悲嘆反応をきたしやすい条件(リスクファクター)を述べることができる
③ 予期悲嘆に気づき、適切に対応することができる
④ 死別を体験した⼈を⽀援することができる
⑤ 複雑な悲嘆反応に気づき、適切に対応することができる
⑥ 抑うつを早期に発⾒し、専⾨家に紹介することができる
コース 17. 医療従事者への⼼理的ケア
GIO: ⾃分⾃⾝およびスタッフの⼼理的ケアを⾏うことができる
SBOs:
① チームメンバーや⾃分の⼼理的ストレスを認識することができる
② ⾃分⾃⾝の⼼理的ストレスに対して、他のスタッフに助けを求めることの重要性について理解することができる
③ ⾃分⾃⾝の個⼈的な意⾒や死に対する考え⽅が患者およびスタッフに影響を与えることを認識することができる
④ ケアが不⼗分だったのではないかという⾃分、およびスタッフの罪責感をチーム内で話し合い、乗り越えることができる

⑤ スタッフサポートの⽅法論を知り、実践することができる
⑥ スタッフが常に死や喪失体験と向き合っているということを理解し、正常の⼼理反応といわゆる燃え尽き反応を区別することができる
コース 18. チーム医療
GIO: チーム医療を実践することができる
SBOs:
① チーム医療の重要性と難しさを理解し、チームの⼀員として働くことができる
② リーダーシップの重要性について理解し、チーム構成員の能⼒の向上に配慮することができる
③ 他職種のスタッフ及びボランティアについて理解し、お互いに尊重しあうことができる
④ 基本的なグループダイナミクスとその重要性について述べることができる
コース 19. コンサルテーション
GIO: 緩和ケアについてのコンサルテーションを適切に実施することができる
SBOs:
① コンサルテーション活動について述べることができる
② 依頼者からの依頼に応じて、適切な推奨および直接ケアを⾏うことができる
③ 推奨および直接ケアは患者や家族の個別性に配慮し、診療ガイドライン等に基づいて⾏うことができる
④ アセスメントや推奨の内容について依頼元の医療従事者と話し合うことができる
⑤ 必要に応じて、依頼元の医療従事者とカンファレンスを⾏うことができる
コース 20. 地域連携
GIO: 地域の医療機関と連携して、それぞれの地域に適した医療を提供することができる
SBOs:
① ⾃分が所属する組織の地域における役割を述べることができる
② 周囲の医療機関と協⼒して、緩和ケアを提供することができる
③ 地域の医療資源、社会資源を把握することができる
④ 患者と家族が希望する療養場所に移⾏できるよう⽀援することができる
⑤ 在宅医療に携わる医療従事者と連携し、在宅緩和ケアについて相談または実践することができる
コース 21. 腫瘍学
GIO: 腫瘍学についての知識を得、患者にとって最善の医療の選択に関わることができる
SBOs:
① 基本的な腫瘍学に関する知識を得ることができる
② 外科療法の適応について理解し、適切に専⾨家に相談することができる
③ 放射線療法の適応について理解し、適切に専⾨家に相談することができる
④ がん薬物療法の適応について理解し、適切に専⾨家に相談することができる
⑤ 以下に挙げた腫瘍学的緊急症に対して、専⾨家と協⼒して適切に対処することができる
1. ⾼カルシウム⾎症
2. 抗利尿ホルモン不適切分泌症候群(SIADH)
3. 上⼤静脈症候群
4. 肺⾎栓塞栓症
5. ⼤量出⾎(吐⾎・下⾎・喀⾎など)
6. 脊髄圧迫
7. 頭蓋内圧亢進症
⑥ わが国におけるがん医療の現況について述べることができる
コース 22. 教育・研究
GIO: 緩和医療の専⾨家として、常に最新の知識を得るだけでなく、緩和ケアの教育・研究にも携わり、緩和医療の発展に寄与することができる
SBOs:
① 臨床現場で起こる⽇常の疑問について、常に最新の知識を得るよう⼼がけることができる
② 教育の基本的な⼿法について知り、実践することができる
③ 所属する各機関及びその地域において緩和ケアの教育・啓発・普及活動を⾏うことができる
④ 臨床研究の重要性を知り、緩和ケアに関する未解決な問題に対して⾏われる臨床研究に参加することができる
⑤ 医学論⽂の批判的吟味を⾏うことができる
⑥ 緩和ケアに関する学会・研修会に積極的に参加し、診療・研究業績を発表することができる

専門研修プログラム

研修プログラム

方略 
1. On the job training
①緩和ケア病棟、一般病棟の患者の担当医として、研修を行う。関わる患者数は20名程度で、進行した各種のがん患者に対して指導医の監督・指導の下に診察、評価、対応を行う
②緩和ケアチームの一員として、一般病棟において研修を行う。他科入院の進行した各種のがん患者に対して指導医の監督・指導の下に診察、評価、対応を行う
③緩和ケア相談外来で指導医と患者家族との相談に同席する
③クリニック外来において緩和医療科通院患者の外来に同席する
2. カンファレンス
①緩和ケア病棟
 ・モーニングカンファレンス:前日夜~当日朝の入院患者の状態をチェックして、指導医とともに当日の
                診察方針を決定する
 ・病棟カンファレンス:週1回多職種で入院患者について検討する
②緩和ケアチーム
・チームカンファレンス:週1回チームが関わっている患者のカンファレンスに参加し、診療方針の検討に
             加わる
・リンクナースカンファレンス:月1回緩和ケアチームメンバーとリンクナースによるカンファレンスに
                参加し、指導医と主に症例検討等を行う
3.レクチャー:緩和ケアに必須の知識につき、適時、1回1時間程度のレクチャーを行う

他院での研修について

希望時、要相談

指導医

1.緩和医療科主任部長 岡本信也(常勤)
学 歴
昭和57年 3月 昭和大学医学部卒業
昭和61年 3月 昭和大学大学院医学研究科外科系外科学終了
職 歴                                     
昭和57年 4月 昭和大学医学部付属病院外科学教室入局
昭和59年 4月 丸山記念総合病院外科医員
昭和60年 4月 神奈川県立こども医療センター一般外科シニアレジデント
昭和61年 4月 昭和大学医学部付属病院外科医員(小児外科)
平成02年 4月 石心会狭山病院外科医長
平成08年 5月 石心会狭山病院緩和ケア科医長
平成12年 3月 信愛病院緩和ケア部長
平成13年 4月 石心会狭山病院緩和医療科部長
平成24年 4月 埼玉石心会病院緩和医療科部長   現在に至る
資格・免許
昭和57年 5月 医師免許取得
昭和63年 3月 医学博士(昭和大学)
平成17年 4月 日本小児外科学会認定小児外科専門医
平成18年 12月 日本外科学会認定外科専門医
平成21年 4月 日本緩和医療学会暫定指導医
平成24年 1月 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会 修了
※専門は、癌性疼痛緩和を中心にした緩和医療全般。
2.緩和治療科部長 奈良林 至(常勤)
3.緩和医療科医員 江口 都(常勤)
3.防衛医科大学校病院 緩和ケア室 藤本 肇(非常勤)

研修医へのメッセージ

当科を研修することで、悪性腫瘍に罹患している患者さん・ご家族に対し、良質な緩和医療を実践するための知識、態度、技術を習得することが出来ます。その中には、疼痛緩和を中心にした症状緩和、悪い情報の伝え方、コミュニケーションのとり方などが含まれ、これは癌の患者さんを診療するあらゆる医師に必要なスキルと考えられます。また、緩和ケア病棟および緩和ケアチームの2通りのシステムの緩和ケアを研修する事が出来ます。ご希望があれば日本緩和医療学会の緩和医療専門医の取得も可能です。

募集求人内容

募集人数

若干名

雇用形態

常勤医師

勤務地

埼玉石心会病院

勤務時間

日勤:8:30~17:00
夜勤:17:00~翌9:00
※詳細はご相談に応じます。

時間外勤務

有り
※詳細はご相談に応じます。

応募資格

経験3年以上、27~55歳、チームの一員として行動していただける方
※詳細はご相談に応じます。
• 多くの学会認定施設となっており、これから専門医を目指される先生方が臨床経験を積まれるのに適しております。
• 学閥等もありませんので、自由な雰囲気の中で勤務、研修をしていただけます。
※勤務条件のご希望と経験を考慮し優遇いたします。詳細につきましてはご相談させていただきます。
※ただちに応募、転職とはいかないが、興味はあるという方もお気軽にご連絡ください。
※秘密は厳守いたします。

【選考方法】
面接試験

【病院見学】
病院見学及び実習は随時受け付けています

【採用日】
平成29年4月1日

【応募方法】
エントリーフォームもしくは下記の応募方法にて応募してください
出願締め切り: 平成29年2月20日

<出願書類>
履歴書(当院所定様式)
身上書(当院所定書式)
初期臨床研修終了見込証明書 或いは 終了証明書

<試験日>
出願書類受理後、試験日を通知いたします

<選抜方法>
 書類選考、面接試験

<資料請求・出願先>
 下記参照

給与・待遇

¥634,040/月(1年目)卒後3年目
¥787,380/月(2年目)
¥802,220/月(3年目)
¥820,710/月(4年目)
¥839,630/月(5年目)
※注:他科からの転入の場合は該当診療科長と相談の上給与を決定します。

【賞与】
有り

【大学・専門病院等で研修を実施する期間の給与保証について】
①研修先にて給与が支給される場合
 研修先の給与規定に従う
 尚、当院で当直・日直業務を実施した場合には、相応の給与を支給する。
②研修先にて給与が支給されない場合
 以下の条件化で当院より給与を支給する
 a.支給される給与は支給規定額の100%とする
b.研修期間は3か月~6か月を限度とする(要相談)
c.当院で行う当直業務及び日祭日の日勤業務は原則として免除されない。ただし研修先での事情により、当該機関に当院の業務が行えない場合は、研修後に行うものとする

保険・福利厚生

社会保険あり、雇用保険あり、宿舎 なし(近隣のマンションを紹介。家賃補助制度あり)

休日・休暇

4週8休制、夏季休暇、年末年始、有給休暇
※研究日は原則なし

問い合わせ先

当院では専属の採用担当者が、病院見学および面接のアレンジ等責任を持って対応させて頂きます。ただちに応募・転職とはいかないが施設見学をしてみたい、という方もお気軽にご連絡ください。個人情報も守秘徹底しますので、安心してお問い合わせください。

連絡先

埼玉県狭山市入間川2-37-20
社会医療法人財団石心会 埼玉石心会病院
04(2953)6611(代)

担当者

医師採用担当

メールアドレス

recruit@saitama-sekishinkai.org  ※特定(営業目的)メールの送信はご遠慮ください